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強いんだなー

「いじめ」 って言葉を聞くと、心の一番奥が固くなる感じが今もする。



私は正直「人付き合い」が得意なタイプではなかった。
だから、同年代の人=同級生には嫌われることが多かった。
子供心に傷ついた・・・つもりだ。
だから、私は心から彼らを締め出した。
そしてさらに、人付き合いの苦手な自分が出来上がった。

子どもの頃、私をいじめる・・というか疎んじる子は、かわいい子とかが多かった。
家も比較的裕福で、顔もかわいいのに、なんで貧乏屋のブス子を相手にするのか、
とても不思議だった。

そんな生活で、14の頃には「自殺」なんて言葉も頭をよぎったけれど、
それを実行しなかったのは、親がいたから。
少なくとも、私を信じている親がいたから。
自分は生きていていいんだと、自分がここにいることが彼らにとって大事なんだと
感じることができたから。
それは、私の幸せ。人生最大の幸せ。

私の上履きを隠したり、執拗に悪口を言い立てたりした人たち・・
「人に優しくなれない環境で育った」?
ううん、そうじゃなくて・・・優しくする方法を知らなかった、
あるいは、優しくしてほしかったのじゃないだろうか?
何かが、もしかしたら「羨ましかった」のかも
と、思ったのは、大人になってから。
自分より優れていると思える人たちが、それぞれ意外なコンプレックスを持っていることを知ってから。

そして、自分がいじめる立場に立ったことはなかったのかと、反省をする。

いろんな事情で、小学校の同級生とはコンタクトが取れなくなってしまったけれど、
もし、同窓会があったら、行ってみようかと思う。
彼らは私を覚えているだろうか?
かすかにでも覚えていてくれたら、それでいい。
忘れられていたら・・・改めて自己紹介をすればいいじゃないか。

見返さなくたっていい。
相手をへこませる必要なんてない。
自分は大丈夫だから、ちゃんと暮らしているから、安心してほしいと

そう

安心していいんだよと

伝えたい

自分も、相手にも

閉じた心を開きたい

開こうよ
by tom3.t | 2006-02-02 01:40
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